JETのホテルとエアライン日記

中国・山東省への出張が多く、現地のマリオットやヒルトンホテルの宿泊レビューが主な内容です。その他エアラインのステータス修行など。

翠嵐ラグジュアリーコレクション 宿泊記 京都嵐山地区の高級ホテル

spgファンとして一度宿泊してみたいとかねてから熱望していた、国内spg最高ランクの 翠嵐ラグジュアリーコレクション に家族4名で滞在いたしました。

f:id:kou1007:20180919093041j:plain(写真は公式HPより)

https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/ukylc-suiran-a-luxury-collection-hotel-kyoto/

宿泊の経緯

 マリオットとの統合によるカテゴリー調整の中で、2018年後半は期間限定で特典宿泊の必要ポイントがディスカウントになっていました。

中々特典宿泊での空室表示が出なかったのですが、台風被害による関西空港の閉鎖の影響でしょうか、三連休が絡む週末宿泊にもかかわらず空き表示となっており衝動的に翌日宿泊の予約を入れた次第です。

しかしながら子供連れ(4歳と2歳)での宿泊は、ホテル側はウエルカムなのか?他の宿泊客に迷惑かけないか?という心配がありました。妻も『せっかく高級ホテルに滞在するのに部屋に籠りっきりになるのはもったいないよ。』と不安がっていました。

そこで最終予約する前に、翠嵐と言えばこのお方、

マイラーズ!MILERZ! (@milerz_com) | Twitter様にDMで相談させていただきました。『小さなお子さんよく見かけますよ。子連れOKですよ。ステイ楽しんでくださいね!』と温かいご返信をいただき、私も妻も安心することができました。マイラーズ!様ご親切に回答くださりありがとうございました。

マイラーズ!さんの翠嵐に魅せられた徹底解説記事はこちら。 

 

 

大きなスーツケースはコインロッカーに入れることができないので、駅近にこのような一時預かり所があり助かりました。構内の日本旅行の店内にも預け所がありましたが、こちらは事前ネット予約専用でした。

昼食は京都勝牛にて

 昼ご飯は駅前京都タワー裏のヨドバシカメラ6階の牛かつ店 京都勝牛さんにて。

 

このお店については2日前に、以下のこんないきさつがありまして、、、

miux@@社畜紫組修行 (@tornado_m) | Twitterさんとこんなやり取りをしていて、私は京都にはかれこれ6年も行ってなかったのに、その2日後に京都に降り立ち例の牛カツ屋を訪問し食すとは、2日前は思いもしませんでしたよ、、、笑

miux@@社畜さんもありがとうございました。

昼食後、鉄道好きの息子のために京都鉄道博物館を観光しました。

博物館からはバスで京都駅に戻ろうと、ちょうど着いたバスに行先も確認せず飛び乗って走り出したところ、『このバスは二条駅行きです!』とかアナウンスが流れ、おいおい二条駅ってどこだよ!と途中下車するハプニングもありつつ、なんとかJR京都駅に戻りました。預けていたスーツケースを受け取り、郵便局とは反対側の八条口へ向かいました。横断歩道を渡るとイビススタイルズというホテルがあります。

ホテルへの行き方

 この1階にMKタクシー乗り場があり、ここから翠嵐の宿泊者はホテルが提供する無料送迎サービスを利用することができます。(事前にホテル側に利用する旨を伝えました)

貴賓室内のコンシェルジュに翠嵐までお願いしますと伝え、ホテルに確認の電話を入れたのち、OKということで難なく無事に乗車することができました。

この時のタクシーの運転手さんが優しい話し口ですごくお話上手で、『京都の観光地は特に桜と紅葉のシーズンは大混雑で身動きとれないんです。飲食店もどこも行列。とにかくいちいち時間がかかる。タクシー観光は割高ではあるが、裏道をよく知っているし、少し郊外の混雑していなくて、かつ美味しい店を知っているからおすすめですよ。』と説明してくれました。

確かにその通りだなぁと思った。ホテルまでの道中も多くのことを教えていただきました。最後に名刺をいただき、次回京都観光する際はこの方にお願いしようと思いました。

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京都駅前MKタクシー乗り場を17時半に出て、ホテルには18時5分に着きました。35分ほどでした。

途中桂川沿いを進み嵐山渡月橋が近づくにつれ、ワクワクドキドキ、気持ちが高揚していきます。タクシー運転手さんも我々の気持ちを察してか翠嵐をべた褒めし、我々の滞在への期待をさらに煽ってくれました 笑

到着~チェックイン

 

威風堂々たる門構え。入口ではポーターのかたがスタンバイしていて、こちらから名乗るまでもなく、『〇〇様お待ちしておりました。さあ中へどうぞ。荷物はお預かりしお運びします。』と完璧な流れ。

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少し進むとすぐ左手にシャンパンディライトの会場 茶寮八翠

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嵐山の夕暮れ時、ライトアップで趣がさらにUPした庭、石畳の上を奥に進みます。

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ホテルロビーに到着。

翠嵐のレセプションはこじんまりとしていますが、そもそも部屋数が少なく、チェックインが混雑することもないから問題無し。むしろスタッフとの距離感がすごく近いです。

デザインは随所に金色をあしらっており豪華絢爛。チェックイン時は大人は冷たいお茶、子供はオレンジジュースをいただきました。しかし子供が『リンゴジュースがいいー!』と早速ごねます。スタッフの方はこころよく、リンゴジュースをすぐに準備して持ってきてくれました。

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手続きを終え、和服を着た女性スタッフの案内でお部屋に向かいます。

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※実際に宿泊したのは209ではありません。

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今回滞在したお部屋

 2階で中庭の見下ろせるバルコニー付きの【風の音】というお部屋。

スーペリアツイン 47㎡

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フルーツは梨と大きな柑橘

『カットしますのでいつでもお呼びください。』と女性スタッフの細かな気遣い。

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2階バルコニーからの眺め。静かに日が暮れていきます。

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コンシェルジュからのウエルカムカード。裏面はご想像ください。

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 翌週3連休土曜日の同ルームのレートです。

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シャンパンディライト 茶寮八翠

 

秀逸なお部屋に感動し、一息ついたところで終了時間が近づいていたシャンパンディライトサービスの会場へ急ぎ向かいました。茶寮八翠

 

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天井を見上げるとなんか凄い!

女性スタッフの方がちょうどテーブルの側にいて、『昨年藁葺を交換したんですよ~。30年近く持つみたいです。』と説明してくれました。

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グラスを替え、日本酒スパークリング。甘口で美味しく飲みやすかったです。おすすめ。

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19時にサービス終了となり、お客がいなくなった時に1枚パシャッと撮影。

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京 翠嵐にてディナー

 

子供がいてホテルの外に食べに行くにも大変なのと周辺の飲食店について何もリサーチしていなかったので、館内のレストランを利用しました。多くの宿泊客が食事していました。

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私も妻も白ワインをオーダーしました。

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翠嵐のお食事をしっかり味わい堪能するならコースのオーダーが鉄板なんでしょうが、

子供がおりますので、シェアできるアラカルトでオーダーしました。

子供にはオムレツとおにぎりを別に注文しました。

おにぎりは鮭と梅ぼしでしたので、鮭と鮭かそれ以外をお願いすればよかったなーと思いました。海老の天ぷらは子供が全部平らげましたので、私はてんぷらの衣しか食べれませんでした。泣 その分真鯛のポアレはたくさん食べれました。

どの料理も凝っていて、美味しく大満足でした。

この日は昼食が遅かったので、あまりお腹すいてなかったのですが、やはり夜中にお腹すきました。うどんかご飯ものを最後にオーダーすればよかったなあと思いました。

朝食の様子

究極美ってなんだょ!ってツッコミたくなりますが、翠嵐に泊まれば誰もが感性豊かになりポエマーになります。ちなみに『極美』ってぐぐると、極美 慎(きわみ しん)さんという宝塚の男役スターが検索トップに出ます。

話はそれましたが、

コーヒーを入れてバルコニーで飲みながら早朝の翠嵐の庭を楽しみました。

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私は和食を選択。

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妻の方は洋食(ハムとフライドエッグ)を選択。

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夕食も朝食も同じ男性スタッフの方がサービスしてくれたのですが、この方はもちろんですが、スタッフ全員がプロフェッショナルで動きは機敏ながらもせわしい感じがしない、細かいところにも気を配り、宿泊客とも会話を積極的に交わし、こちらの気分を盛り上げてくれます。

ホテル設備やお部屋はもちろん感動しましたが、私は各スタッフのおもてなしの心とプロ意識に目が行ってばかりでした。勉強になります。

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明治の総理大臣が書いた書。延命閣。当建屋は川崎重工創始者の別荘でその旧名。

f:id:kou1007:20180919090259j:plain周辺の散策~チェックアウト

 朝食後は建物を出て、敷地内庭と川沿いを渡月橋までゆっくり散歩しました。

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この川沿い付近は意外と自販機が少ない。遊覧ボート乗り場のここだけ。

この日は朝から気温湿度が高く汗がにじむ暑さに。水を購入。

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宿泊者が人力車でこれから嵐山散策に行くのだろう。

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チェックアウト後はタクシーを呼んでいただき、阪急嵐山駅まで乗せてもらいました。1メーターで450円でした。

途中渡月橋を渡りましたが橋の上は多くの観光客で溢れかえってました。ドライバーさんに『紅葉の時期はどれくらいの観光客が押し寄せるのですか?』と質問したところ、『そうやなー。今の5倍くらいかなー。』と言います。今でも十分多いのにこの5倍とか人の重みで渡月橋が崩壊するんではと心配になりました 笑

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到着した電車は多くの観光客が下車し、皆さん駅出口から渡月橋の方に向かって歩いていきました。

総括 

spgファンとしてずっと憧れていた翠嵐に宿泊することができ感無量です。

ホテルと旅館の融合、歴史、周囲の環境、自然との調和、洗練されたサービスとプロ意識を持つスタッフ、

どれも翠嵐には欠かすことができない項目で、そして一つとして欠けてはならない素地です。これらを全て完璧に維持し翠嵐を最高の状態にしているホテルとスタッフ全員に敬意を表したい。ここまで言わせるくらいすごいホテルです。

場所的にもお値段的にも容易に訪問できるホテルでありませんが、いつかまた再訪したいと強く思いました。

宿泊詳細

翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル

THE LUXURY COLLCTION SUIRAN HOTEL KYOTO

リワードカテゴリー 8 基本85000P (ピーク100000P~オフ70000P) 

予約時 モデレートツイン40㎡ → 当日UG スーペリアツイン47㎡

料金 ポイント宿泊6万P (2018年の統合後の調整期間のため)

宿泊時ステータス プラチナ 朝食無料・館内食事20%オフ

 

※当ブログに記載したホテルのサービスは、2018年9月の宿泊時のものであり、今後のサービス提供は変更される可能性があります。サービスを保障するものではありません。ご留意ください。また当ブログ掲載の写真・文章の無断転用はお控えください。